マカオカジノ王アルビン・チャウ辞任と国家安全法

マカオを代表する世界的ジャンケット事業の創業者アルビン・チャウ氏が犯罪組織、違法賭博、資金洗浄の容疑でマカオ警察に逮捕されたというニュースは、現地でも連日トップニュースとして報道されています。

現在アルビン・チャウ氏は、裁判を待つためにマカオ南部のコロアン刑務所に移送されています。

 

 

その後の動きについて紹介します。

 

サンシティグループがカジノVIP事業から撤退

カジノVIPルームでVIPのお世話をするジャンケットの事業シェア世界一を誇るサンシティグループですが、マカオのVIP事業から撤退、現在運営していたジャンケットルームを11月30日付けで閉鎖しました。

会長の逮捕を受け、カジノ運営会社から契約解消が告げられ、ストップがかかった形です。

マカオでのカジノ売り上げのおよそ半分はVIPルームによるため、大手サンシティを失った今後、マカオのカジノ売り上げの行方に注目が集まっています。

 

アルビン・チャウ氏サンシティグループを辞任

12月1日付けでCEOのアルビン・チャウ氏がサンシティグループおよびサミット・アセスメント社を辞任することが発表されました。

目下両社はベトナムやフィリピン、ロシアでのリゾート開発などに力を入れてきましたが、資金繰りなどの面で会長に依存していた部分が大きく、今後の雲行きが怪しくなっています。

 

中国政府が介入

12月3日、今回の件は国家安全保障関連の問題であることから、中国の駐マカオ特区政府連絡弁公室が介入し、マカオ政府に助言を与えていくと発表されました。

マカオ弁公室主任を今回の事件に関連して監督・指導・連携・支援担当とし、国家安全保障を強化していく方針です。

さらにマカオ弁公室から3人を国家安全保障の技術顧問に任命します。

国家安全法は香港デモの件でもその是非が話題になりましたが、ついにマカオに影響が及んできたかという印象があります。

 

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マカオのカジノ王の逮捕

マカオのカジノ王と言えば、スタンレー・ホーさんでしたが、彼が亡くなって、今はアルビン・チャウ氏がそう呼ばれるようになったのですね。

日本のニュースで知って、なるほどと思いました。

今後もニュースに動きがあれば、引き続き紹介します。

 

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