マカオ出入国時のルールは、知らなければ大変な損をしてしまうことがあります。本当に知らなかった、うっかり、出来心で、という場合でも言い訳は通用しません。ルールを知って、対策しておけば安心です。気になる持ち込み制限や、お土産に関するよくある質問を解説します。
※2020年1月更新。1MOP=約13.5円
マカオ旅行の費用については、こちらの記事がおすすめです。
渡航情報
観光査証
90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。
パスポートの残存有効期間
30日以内の滞在なら、30日+滞在日数。31日以上なら、3か月+滞在日数が必要です。
出入国書類
なし。
入国の際にパスポートに入国記録の小さな紙が挟まれます。なくしてもトラブルになることはありませんが、念のため記録は出国までそのままパスポートにはさんで保管してください。
持ち込み・持ち出し制限
絶対におみやげにしてはいけない禁断の持ち出し禁制品から、多額の現金の持ち運び、自撮り棒の取り扱い、たばこやお酒に関する規定など、持ち出し・持ち込みに関するよくある質問を紹介します。
お金の持ち込み・持ち出しに制限はある?
無制限ですが、12万MOP(約162万円)以上の現金や有価証券を持ち込み・持ち出しする際には税関への申告が必要です。
申告したお金に対する課税はありませんが、無断持ち込みが発覚した場合、1,000MOP(約13,500円)~最大で50万MOP(約675万円)の罰金が科されます。
カジノで遊ぶ際の基本ルールは、こちらをご覧ください。
タバコに関するよくある質問
喫煙者の方には少々厳しいのが香港・マカオです。タバコ1箱が、1,000円近くします。
持ち込み制限あり
免税範囲は19本(吸い始めた1箱)までです。ヘビースモーカーの方はご注意ください。
その他、葉巻は1本(25g以内)、巻きたばこ25g。数種類のたばこを持っている場合には、全てのたばこの合計が25gまでです。
おみやげにタバコを頼まれたら?
「おみやげにタバコを買ってきて」
と頼まれた場合は、日本帰国前に香港やマカオの空港で買うのがベストです。
あわてて日本出国の際に買ってしまうと、香港・マカオ入国の際に20本目から1本あたり2MOP(約27円)の納税が必要になります。
申告漏れが発覚した場合は、正規の税金に加え、その5倍の罰金が科されます。知らなかったでは通りませんので、注意しましょう。
電子タバコは持ち込める?
アイコスやプルームテックなど、加熱式たばこの持ち込みに制限はありません。
ヒートスティックの持ち込みは、タバコと同じく19本までです。
マカオでは加熱式たばこの販売が禁止されていますので、最初の19本を吸いきった場合、新たに買い足すことはできません。
もし19本以上持ち込みたい場合は、入国の際に税関に申告をして税金(1本あたり2MOP、約27円)を支払いましょう。
ライターは持ち込める?
規定は航空会社により異なります。
直行便のマカオ航空利用の場合、日本出発便はライターや安全マッチの小箱を1人1つまで持ち込み可能です。
ただし、ターボライターや万能マッチは没収されますので注意しましょう。
逆に帰国の際は、マカオ出発の全ての便でライターやマッチの持ち込みが禁止です。
スーツケースに入れて預けることも、手荷物として機内持ち込みすることもできません。
没収されてしまいますので、お土産にライターを買ったり、大事なライターを旅行に持って来たりすることがないよう、気をつけてください。
香港空港を利用する場合は、往路復路ともライターかマッチを1人1つまで機内持ち込みすることができます。
お酒は何本お土産にできる?
お土産など日本への持ち込みは、760ml(ワインのフルボトル程度)が1人あたり3本まで免税です。
マカオへの持ち込みは、アルコール度数30%以上が1リットルまで免税。30%以下なら無制限です。
ビーフジャーキーはお土産にできる?
ビーフジャーキーや肉鬚入りクッキーなどの肉製品は、日本への持ち込みが禁止されています。
禁止の対象は牛や豚のほか、ヤギ・羊・鹿・馬・鶏・鴨、ウサギ、みつばち由来のものです。
動物検疫所による輸入検査を受けず日本に持ち込んだ場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
肉製品は現地で楽しむに留め、おみやげとして持ち帰らないように注意しましょう。
自撮り棒は手荷物に入れていい?
セルフィーに便利な自撮り棒は、機内持ち込みが禁止されています。
30㎝以上の一脚三脚などの写真撮影用品も同様です。飛行機に乗る際はスーツケースに入れて、必ず預けるようにしてください。
ルールを守ってマカオ旅行を楽しもう!
意外なものが持ち込めなかったり、持ち帰れなかったりしたのではないでしょうか。マカオの出入国では、日本と違うルールが適用されたりします。
旅行の始まりと終わりは、旅行全ての印象を左右します。せっかくの楽しい思い出を壊さないよう、ルールを守って気持ちよく旅行をしたいですね。
マカオ出入国時のルールは、知らなければ大変な損をしてしまうことがあります。本当に知らなかった、うっかり、出来心で、という場合でも言い訳は通用しません。ルールを知って、対策しておけば安心です。気になる持ち込み制限や、お土産に関するよくある質問を解説します。
※2020年1月更新。1MOP=約13.5円
マカオ旅行の費用については、こちらの記事がおすすめです。
渡航情報
観光査証
90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。
パスポートの残存有効期間
30日以内の滞在なら、30日+滞在日数。31日以上なら、3か月+滞在日数が必要です。
出入国書類
なし。
入国の際にパスポートに入国記録の小さな紙が挟まれます。なくしてもトラブルになることはありませんが、念のため記録は出国までそのままパスポートにはさんで保管してください。
持ち込み・持ち出し制限
絶対におみやげにしてはいけない禁断の持ち出し禁制品から、多額の現金の持ち運び、自撮り棒の取り扱い、たばこやお酒に関する規定など、持ち出し・持ち込みに関するよくある質問を紹介します。
お金の持ち込み・持ち出しに制限はある?
無制限ですが、12万MOP(約162万円)以上の現金や有価証券を持ち込み・持ち出しする際には税関への申告が必要です。
申告したお金に対する課税はありませんが、無断持ち込みが発覚した場合、1,000MOP(約13,500円)~最大で50万MOP(約675万円)の罰金が科されます。
カジノで遊ぶ際の基本ルールは、こちらをご覧ください。
タバコに関するよくある質問
喫煙者の方には少々厳しいのが香港・マカオです。タバコ1箱が、1,000円近くします。
持ち込み制限あり
免税範囲は19本(吸い始めた1箱)までです。ヘビースモーカーの方はご注意ください。
その他、葉巻は1本(25g以内)、巻きたばこ25g。数種類のたばこを持っている場合には、全てのたばこの合計が25gまでです。
おみやげにタバコを頼まれたら?
「おみやげにタバコを買ってきて」
と頼まれた場合は、日本帰国前に香港やマカオの空港で買うのがベストです。
あわてて日本出国の際に買ってしまうと、香港・マカオ入国の際に20本目から1本あたり2MOP(約27円)の納税が必要になります。
申告漏れが発覚した場合は、正規の税金に加え、その5倍の罰金が科されます。知らなかったでは通りませんので、注意しましょう。
電子タバコは持ち込める?
アイコスやプルームテックなど、加熱式たばこの持ち込みに制限はありません。
ヒートスティックの持ち込みは、タバコと同じく19本までです。
マカオでは加熱式たばこの販売が禁止されていますので、最初の19本を吸いきった場合、新たに買い足すことはできません。
もし19本以上持ち込みたい場合は、入国の際に税関に申告をして税金(1本あたり2MOP、約27円)を支払いましょう。
ライターは持ち込める?
規定は航空会社により異なります。
直行便のマカオ航空利用の場合、日本出発便はライターや安全マッチの小箱を1人1つまで持ち込み可能です。
ただし、ターボライターや万能マッチは没収されますので注意しましょう。
逆に帰国の際は、マカオ出発の全ての便でライターやマッチの持ち込みが禁止です。
スーツケースに入れて預けることも、手荷物として機内持ち込みすることもできません。
没収されてしまいますので、お土産にライターを買ったり、大事なライターを旅行に持って来たりすることがないよう、気をつけてください。
香港空港を利用する場合は、往路復路ともライターかマッチを1人1つまで機内持ち込みすることができます。
お酒は何本お土産にできる?
お土産など日本への持ち込みは、760ml(ワインのフルボトル程度)が1人あたり3本まで免税です。
マカオへの持ち込みは、アルコール度数30%以上が1リットルまで免税。30%以下なら無制限です。
ビーフジャーキーはお土産にできる?
ビーフジャーキーや肉鬚入りクッキーなどの肉製品は、日本への持ち込みが禁止されています。
禁止の対象は牛や豚のほか、ヤギ・羊・鹿・馬・鶏・鴨、ウサギ、みつばち由来のものです。
動物検疫所による輸入検査を受けず日本に持ち込んだ場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。
肉製品は現地で楽しむに留め、おみやげとして持ち帰らないように注意しましょう。
自撮り棒は手荷物に入れていい?
セルフィーに便利な自撮り棒は、機内持ち込みが禁止されています。
30㎝以上の一脚三脚などの写真撮影用品も同様です。飛行機に乗る際はスーツケースに入れて、必ず預けるようにしてください。
ルールを守ってマカオ旅行を楽しもう!
意外なものが持ち込めなかったり、持ち帰れなかったりしたのではないでしょうか。マカオの出入国では、日本と違うルールが適用されたりします。
旅行の始まりと終わりは、旅行全ての印象を左右します。せっかくの楽しい思い出を壊さないよう、ルールを守って気持ちよく旅行をしたいですね。