長引くコロナ禍、海外旅行好きな方は特に旅が恋しくてたまらないと思います。
現在マカオを取り巻く現状はどうなっているのか、マカオ在住ツアーガイドが解説します。
※情報は2020年12月16日現在のものです。
- 新型コロナ・マカオの現状
- 外務省海外安全情報（10/30更新）
- 日本からマカオ入境は可能？
- マカオ航空（11/27更新）
- JTB（12/7更新）
- エイチアイエス（12/7更新）
- 近畿日本ツーリスト（12/7更新）
- 日本旅行（12/11更新）
- 阪急旅行社（12/7更新）
- また自由に旅立てる日のために
新型コロナ・マカオの現状
マカオは連続250日以上新規感染者なしです。
しっかりと感染を抑え、現状は安定しています。
感染者累計46名、院内感染0、死亡例0は変わりません。
これまでの感染者はすでに全員快復済みで、現在新型コロナウイルスに感染中なのは0人です。
感染率は0.006％。
マカオは人口密度が約2万人と世界最高レベルに高いです。
万一感染が広まると、パンデミックの可能性があるということで、マカオ政府は厳しい水際対策を取っています。
中国マカオ間の観光は回復傾向
現在、中国全土在住の中国人に観光ビザの発行が再開され、中国マカオ間の旅行が再開されました。
往来にはPCR検査の陰性証明と体調が良いことが条件となり、マカオから中国旅行に出かける人や、中国からマカオへ観光旅行に来る人が増えました。
10月のインバウンド旅行客は前月比30％増加、ホテルの稼働率は前月比23％増の約40％まで回復しました。
マカオと香港の往来自由化はいつ？
現在、香港マカオを行き来する場合には、それぞれ入境後14日間、往復4週間のホテル隔離生活が必要とされます。
隔離措置については、2021年3月31日まで延長が決定しました。
マカオ政府によると、2021年の第2～3四半期（4～7月）には香港マカオの往来を回復させたいとのことです。
香港は毎日数十人単位で感染者が増えているので、住んでいる方も気が気でないと思います。
早く状況が落ち着いてほしいですね。
外務省海外安全情報（10/30更新）
感染状況が落ち着きつつある国・地域もあることから、各国・地域における感染状況、移動制限の緩和や経済回復に向けたビジネスニーズ等、様々な要素を総合的に勘案し、９か国・地域（注）について、既に発出している感染症危険情報をレベル３（渡航は止めてください。（渡航中止勧告））からレベル２（不要不急の渡航は止めてください。）に引き下げます。
危険度
レベル２：不要不急の渡航は止めてください。（レベル引き下げ）
（アジア）韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国（香港、マカオ含む）、ブルネイ、ベトナム
（大洋州）オーストラリア、ニュージーランド
出典：各国に対する感染症危険情報の発出／外務省海外安全ホームページ
前回の11月から、変更はありません。
日本マカオ間の往来について
（１）この決定により、日本入国前１４日以内に香港・マカオに滞在歴のある日本国籍者も含むすべての入国者は，これまで課されていた入国検疫時のPCR等検査は不要となります。（また，香港・マカオに居住・滞在している外国人に対して求められていた出国前７２時間以内のPCR検査証明書の取得についても不要となります。）
（２）なお、以下の措置については引き続き有効であるところ，ご留意願います。
○ 日本国籍者も含む全ての入国者に対し、検疫所長の指定する場所（自宅やホテル等）で14日間待機し、日本国内において空港等からの移動も含め電車、バス、タクシー、国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことを要請。
出典：
外務省 海外安全ホームページ｜現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
- マカオから日本へ入国する際のPCR検査不要
- 到着後は公共の交通機関を利用しないよう要請
- 日本帰国後14日は自宅やホテルにて待機
マカオから日本へ入る際は、PCR検査が不要です。
公共交通機関を利用しないことや、14日間の自宅待機は以前と変わりません。
日本からマカオ入境は可能？
引き続き日本人を含む外国人は、入境禁止です。
マカオIDを持つマカオ居民に限り入境可能ですが、マカオへ入る際に
- 7日以内に発出されたPCR検査陰性証明書の提示
- 14日間のホテル隔離
が必要となります。
マカオ政府は「マカオ入境を許可するのは130日以上新規感染者の出ていない地域に限る」と述べており、日本がこのリストに入れるのはもう少し時間がかかりそうです。
マカオはコロナ０を実現しており、感染爆発の懸念から他地域にも同レベルを求めているため、ウィズコロナの状態ではまだ難しいといった印象です。
外国人のマカオ入境申請について
12月1日より、外国人がマカオ入境したい場合、申請をすることができます。
条件は2つ。
- 14日間中国本土に滞在していること
- 家族に再会またはマカオと密接な関係があること
現在中国本土で、マカオに住む家族と離れ離れに暮らしている方は、家族に再会することができるという救済措置です。
今日本で生活しているという場合は、残念ながら当てはまりません。
あくまで限定的な措置のため、観光旅行ができるまではもう少し時間がかかりそうです。
マカオ航空（11/27更新）
現状マカオと日本をつないでいるのは、直行便のマカオ航空です。
現在は、毎週木曜成田発マカオ行きのみの片道運航となっています。
年内の最終便は12月24日です。
搭乗には有効なマカオID保持者であることと、7日以内に発出のPCR検査陰性証明書の提示、マスクの着用が義務付けられています。
出典：12月1日～31日の旅客便運航状況について（11/13更新）
1月1日～31日の旅客便運航状況について（11/27更新）
JTB（12/7更新）
■ ルックJTB等募集型企画旅行にお申込みのお客様
ルックJTB等募集型企画旅行につきましては、以下の通りツアーの催行を中止いたします。
・2020年1月31日出発分までのツアーの催行を中止
全ての国・地域
催行を中止するツアーにつきましては取消料を収受いたしません。
※催行中止決定前のお取消しにつきましては、規定どおり取消料を収受させていただきます。
※2月1日出発分以降の催行につきましては、決定次第ご案内申し上げます。
出典：新型コロナウイルス感染症発生に伴う当社海外旅行の取り扱いについて
エイチアイエス（12/7更新）
下記に該当する当社募集型企画旅行は、ツアーキャンセルもしくは解除権とさせていただきます。
［ツアーキャンセル］
対象の国・都市・地域に宿泊または観光が含まれるツアーが対象となります。
・対象出発日：～2020年1月31日 日本出発まで
－ハワイ以外
該当ツアーのお取消に関しては取消料は収受いたしません。
但し、オプショナルツアーの取消料は、原則規定通りの取り扱いとなります。
ツアーキャンセル、解除権決定前のお取消しにつきましては、規定どおり取消料を収受させていただきます。
近畿日本ツーリスト（12/7更新）
【すべての方面のツアー】出発日： 2021年01月31日までの出発 ⇒ 催行中止
2021年02月01日以降の出発 ⇒ 催行可否決定次第、順次ご案内いたします。※催行中止決定前のお取消しにつきましては、規定どおり取消料を収受させていただきます。※上記出発日以降のツアーの催行可否につきましては、決定次第、順次ご案内いたします。
出典：新型コロナウイルスに伴う当社海外ツアー（ホリデイ・クリッキー）の取り扱いについて│近畿日本ツーリスト
日本旅行（12/11更新）
【催行を中止するツアー】 募集型企画旅行の下記ツアー
募集型企画旅行：ハワイ、ミクロネシア、アジア方面
2021 年1 月31 日（日）出発分まで催行中止といたします。上記期間のツアーの取消に関する取消料は収受いたしません
※上記以降の出発分については12 月25 日（金）を目処にご連絡申し上げます。
受注型企画旅行：募集型企画旅行に準じます。
手配旅行：ご旅行の実施はお客様にご判断していただきます。
危険情報の引き下げが実施されたりした場合には、催行中止と発表したツアーを再び実施することがあります。
出典：新型コロナウィルス関連「感染症危険情報」の発出継続にともなうツアー催行
阪急旅行社（12/7更新）
海外ツアー全方面
2021年01月31日出発まで海外ツアーを中止
※上記以外は改めてご連絡いたします。
出典：新型コロナウイルス感染症発生に伴う海外ツアー再開の取り組みについて｜阪急交通社
また自由に旅立てる日のために
海外旅行ができるようになるのは2022年だという意見がありますね。
しばらくは出国できない日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください。
ワクチンのニュースもありますし、来年は明るいニュースが聞けるといいですね。
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以下におすすめのマカオ旅行本を紹介しておきます。
マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
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