中国では、5月20日が恋人たちのお祝いの日になっています。
なぜかというと、「520（wǔ èr líng）」という発音が、北京語（普通話）で「我愛你（wǒ ài nǐ
）」に似ているところから来ています。
ポケベルの「14106＝愛してる」に近い感覚（若い人はわかりませんね）ですが、国民的イベントになっているところがすごいなと思います。
人口が多いので、経済効果も大きそうです。
520のお祝いはどんなことをして過ごすのか、香港マカオではどうなのか、紹介します。
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520の過ごし方
5月20日は愛を伝える日、中国版バレンタインデーの1つです。
中国では、入籍をしたり、男性から女性に告白したりする日とされているそうです。
ちなみに「13:14」は「1314＝一生一世」、「一生ずっと」という意味で、520の中でも特別な時間だとされます。
「13:14・5/20」は「一生一世我愛你」、つまり「一生ずっと愛してるよ」という意味ですね。
また男性から女性に、520元（約8,800円）や花などのプレゼントをあげたりします。
中国では520にちなんだセールなど、販促活動も大々的に行われるようです。
中国の7億人を超える全ての男性が恐れる520の日が今年もやってまいりました。
もちろん、うちにも例外なく。。? pic.twitter.com/XffJ2zxx3b— 小龍（しゃおろん）????/1coinVPN運営/カート (@xiaolong761216) May 20, 2021
本日は5月20日の520の発音は我爱你の音に似ているということで彼女/妻に尽くす日。
なかなかないお小遣い要求できるチャンスのため夫にアピる。
世間の流行りに疎い人間のためか、はたまたすっとぼけか最初？？？だったものの、最後は888元（1.5万円）ゲット?次のチャンスは旧暦七夕の8/14 pic.twitter.com/xChmDYNGuR— axin@上海 (@axin_sh) May 20, 2021
街歩く人たち、花持ったカップルがやたらと多い。これが噂の520の日ですか…としみじみしながらひとり友人の結婚式ビデオ撮影しに行きます。みなさんどうかお幸せに！
— ろうさん (@kojo3ro) May 20, 2021
日本で旦那相手に「愛妻の日だから1万円ちょーだい！」と言ったら即地雷嫁認定になるけど、中国では現ナマ要求こそが女性のストレートな甘え方且つ男性もそれを可愛らしいと思い込んでいるフシがある（真意不明）ので中国には嫁の公式取り立てイベントが年に幾度もあるのだ
— ヴィッキー・おすし (@osushi_haochi) May 20, 2021
ちなみに2月14日のバレンタインデーも中国では男性から女性にプレゼントを渡します。
日本のように、女性から男性へチョコレートを渡す習慣はありません。
中国男性は大変ですね。
香港マカオの習慣
「520＝我愛你」の読みは北京語特有のもので、香港マカオで使われてる広東語とは異なることから、セールなどのイベントは行われていません。
ただ、中国語圏で有名なビッグイベントなので、SNSやインターネットを日常的に使う人なら当然知っています。
どのくらいお祝いするかは、家庭によると思います。
わが家では、子どもを寝かしつけてから一緒に映画を見る、といういつも通りの自宅デートをしただけで、特別なことは何もありませんでした。
マカオ人の友人は、旦那さんから520MOPもらったそうです。
愛を語る日が増えるのは喜ばしい
日本にはない習慣かつマカオではメジャーではないイベントなので、520は私もTwitterで知りました。
おもてなしをする男性は大変ですが、恋人や夫がいる女性には嬉しい日です。
マカオでは特に何もありませんが、心がぽっと温かくなるようなイベントの日が増えるのは楽しいなと思いました。
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