マカオ鴛鴦茶通信

マカオ在住10年の政府公認ツアーガイドが、マカオの最新観光情報をわかりやすくお伝えします。治安が良いピカピカの街マカオで、非日常体験をしてみませんか?

ポップでディープなマカオグルメブック!おすすめポイント3つ

なかなか旅行ができないときは、本で世界旅行をするのもおすすめです。

想像力を羽ばたかせて、心の旅に出かけてはいかがですか?

マカオガイドも知らなかった幻のグルメに出会える、おすすめの一冊を紹介します。

 

    

街のローカル食堂からこじゃれたポルトガルレストランまで、おいしいものを探してマカオ中をくまなくディープにグルメ探索しています。

マカオに来たことのある方も、これからマカオに行ってみたいなと思っている方も、ぜひ一度手に取ってほしい本です。

    

 

 

ディープすぎるメニュー紹介

マカオ グルメ カレー

マカオにはおいしいものがたくさんありますが、紹介されているメニューの数々が、マカオをよく知っている人のそれ、なんです。

探してもなかなか見かけない幻のメニューや、そのお店だけのオリジナルメニューも紹介してあり、情報量がすごいです。

 

表紙がマニアック家庭料理・タチョ!

「タチョ(大雜燴、ダイジャッウイ)」というのは、マカニーズ家庭の伝統料理で、かなりマニアックです。

それが表紙になっているのですから、見ただけで「わかってる」なと理解できます。

 

タチョは豚足や豚の皮、中華ソーセージ、鶏肉、野菜などをぐつぐつ煮こんだ料理で、旅行者や最近マカオに移住してきた層には馴染みがありません。

グランドリスボアの「日夜咖啡室(Round-The-Clock Coffee Shop)」には置いていますが、ポルトガル料理の専門店であっても提供するお店は少ないです。

お店によっては予約が必要なところもあります。

これを食べたら、一人前のマカオ通と言っていいんではないでしょうか。

 

知らなかった!カニミソ麺

驚いたのが、マカオ在住10年、マカオ人と結婚したツアーガイドの私が知らない料理が紹介されていたことです。

「蝦子麺」ならぬ「カニミソ麺(蟹黃撈麵、ハイウォン・ローミン)」なのですが、紹介文がまた秀逸で、香り立つような描写に思わずゴクリ。

絶対行こう・・・と思いました。

 

隠れたグルメ・ミャンマー料理

ミャンマー料理ってマイナーなんですが、私はすごく好きです。

カレー風味で、日本人にも合うと思います。

地球の歩き方」以外のマカオ本で見たのは初めてで、ちょっと感激しました。

 

甘口カレーの「椰汁鶏麺(イエジャップ・ガイミン)」が紹介されています。

ココナッツミルクの甘みと香りが濃厚なチキンカレーに、太めの卵麺が絡んでおいしいですよ。

ちなみに私は、塩気の強い「魚湯粉(ユートンファン)」がお気に入りです。

フィッシュカレースープに、フォーのようなつるりとした食感が魅力のお米の麺が入っています。

 

大好き牛すじカレー麺

牛すじカレーって魅力的ですよね。

柔らかくとろけて、スパイシー。

そんな牛すじカレーを麺に入れたのが、マカオのローカル料理「咖哩牛腩麵(ガーレイ・ンガウナンミン)」です。

竹で伸ばす伝統的な細麺がスープに絡んで、クセになります。

 

「麺類」の章で紹介されていなかったので、「ないのかな、残念だな」と思っていたら、まさかの「カレー」の章がありました。

マカオの人はカレーが大好きなので、色んな料理でカレー味が楽しめます。

紹介されたお店は有名ですが、まだ行ったことがなかったので、ぜひ行ってみようと思いました。

驚くべき取材能力

マカオグルメ 情報

マカオ内を隅々まで取材してあり、その労力に脱帽です。

 

北から南まで網羅

中国との国境付近の中華料理店から、コロアンビレッジの茶餐廳(チャーチャンテン)まで、全46か所が紹介されています。

マカオ半島のローカルエリアなど、近くに住んでいる人でないと知らないようなお店も紹介してあり、素直にすごいなと思いました。

 

ディープな熟食中心

紹介された、セナド広場にある街市ビル3階の「熟食中心(ソッセッジョンサン)」は、強烈なローカル感が漂うガチなところです。

茶餐廳(チャーチャンテン)やミャンマー料理店なら余裕で1人ランチする私も、何ならちょっと緊張します。

似たようなお店がたくさんあるので、どこの何がおいしいのかよくわからない、というのもあまり立ち寄らない理由なのですが、おすすめのお店も紹介してあるので、勇気を出してまた行ってみたいと思います。

 

謎の行列の理由が判明

いつも行列ができている茶餐廳(チャーチャンテン)があり、「何がそんなに人気なんだろうね?」と話していたら、本を読み進める内にその理由が判明しました。

人気の限定中華風ハンバーグセットと、パティシエのコックさん考案のサクサクチョコがけ(チョコとは言ってない)香港風フレンチトーストの2大看板メニューを持つお店だったんです。

今度午前中に通りがかることがあったら、ハンバーグを食べてみたいなと思いました。

 

見やすい&役立つ工夫がいっぱい!

マカオグルメ本 おすすめ

まだマカオを知らない人も読み物として楽しめる本です。

さらに次回のマカオ旅行に役立てたい人には、特におすすめの工夫がたくさんありますよ。

 

きれいな写真

旅行の計画がなくても一読をおすすめしたい理由が、写真の美しさです。

おいしさが伝わってくるような食事の写真はもちろん、なにげないマカオの街や日常のショットがとてもきれいで、旅している気分になれます。

かわいい食器類やアズレージョなどが、写真にさりげなく入り込んでくるのも、マカオらしく素敵です。

広東語つき指差しメニュー

  • 写真つきの指差しメニュー
  • 見やすくて中国語の漢字の意味が理解しやすい単語集
  • 現地の人とのコミュニケーションに役立つ指差し広東語

など、お得で便利な付録がついているのもおすすめです。

 

指差しメニューは、折り目をつけやすい最初の方のページで一覧になっているので、レストランでメニューを探してまごまごしなくてすみます。

地球の歩き方を愛用していますがなにせページ数が多く、指差ししたい目当てのページがなかなか見つからずにちょっと恥ずかしかった経験があるので、これはとてもありがたいです。

また単語集をみれば、漢字ばかりのメニューがどんな料理なのか、頭の中で組み立てることができますよ。

通を気取れる食べ方指南

料理1品ごとに「現地の人はこう食べる」という紹介コーナーがあり、これに従えば通っぽい食べ方ができてしまう優れものです。

郷に入っては郷に従えと言います。

地元の人と同じ食べ方に挑戦してみると、新しい味覚の扉が開くかもしれませんね。

マカオ行ったらこれ食べよう!

マカオグルメ本のパイオニアと言える、ディープでマニアックな知識をポップでキュートに落とし込んだ究極の一冊です。

読み始めたら、わくわくが止まりません。

便利で役立つ食事の知識と広東語指南は、マカオ初心者にもリピーターにも、強い味方になってくれますよ。

感染症が世界中で流行して、なかなか旅行に行けない今は、本屋さんからイマジネーションの旅に出かけるのもおすすめです。